スカウト時代に実際に経験したトラブルとは?恐怖を感じた7つの事例を紹介

アンダーグラウンド

あごヒゲを爪で抜き始めたら止まらない。
マサボーです。

今回は僕がスカウト時代に体験したトラブルをご紹介していきます。

「スカウト時代に怖い思いしましたか?」という質問を頂いたので、ふと自分が経験したトラブルを思い返してみると、今思えば中々強烈な体験をしてきたと思いました。

そんな実体験を今回はお伝えします。

スカウト時代に実際に起きた7つのトラブル

よく起こるトラブルから黒い交際系のトラブルまで、僕が実際に体験をしたり目の前で見た事を紹介します。

トラブル①彼氏が現れる

スカウトというお仕事は街中で手当たり次第、女性に声をかけまくります。

その中には彼氏と待ち合わせをしている女性もいますし、少し離れて歩くカップルもいます。

そんな女性にも当たり前に声をかけます。もちろん彼氏がその光景を見たら怒りますよね。

僕もよくそういう女性に声をかけていたので当然よく怒られました。

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少し離れて歩くカップル

待ち合わせをしてそうな女性には「彼氏と待ち合わせですか?」と声をかければ事前にトラブル防止を出来るかもしれませんが、ちょっと離れて歩かれてしまうと、スカウトマンから見たら、ぱっと見は一人で歩いてる女性に見えてしまいます。

そういう女性に声をかければ彼氏からすれば当然気分が悪いです。

僕もそういう女性に声をかけることが多く、「おい!」と言われ首根っこよくを掴まれました。

切り抜け方として「彼女さんめっちゃ可愛いんでついスカウトしちゃいました!ごめんなさい」と、彼女さんを褒めてから謝ると大きなトラブルに発展することはなかったです。

トラブル②肩がぶつかる

スカウトする時ってターゲットを見つけたら人が多くても、人混みをすり抜けて声をかけます。

声をかける女性しか視界に入っていない場合があるので、通行人の方とぶつかることもありました。(本当すみません)

もちろん肩がぶつかってしまえば謝りますが、元気の良いお兄さんだと高確率で突っかかってきます。

僕はどれだけ文句を言われても謝り続けれるタイプですが、スカウトマンはヤンキー上がりの人も多いので、つい言い返して喧嘩になる人も多かったです。

ヤクザ
元気な人

ちょっと裏いこうか

このようなシーンを沢山見てきました(笑)

トラブル③引き抜き

既にどこかのお店で働いてる女性に対して、違うお店を紹介する行為を引き抜きと言います。

この行為はお店からすればもちろんうっとしいですよね。怒るのも無理ありません。

スカウトマンに声をかけられた女性が、今働いてるお店のスタッフに相談して引き抜き行為が発覚するケースがほとんどです。

血の気の多いスタッフが多いお店だと、すぐ電話がかかってきて呼び出しをくらいます。

そしてこれでもかってくらいに怒られます(笑)

普通に手を出してくるお店もあります。

引き抜き行為で殴られた話し

僕も呼び出し電話がきたことがありますが、約束した日時を忘れてしまいブッチしてしまったことがあります。

その店の人が目をギンギンにして僕がスカウトしている場所まできて、人通り関係なく殴る蹴るの暴行を受けました(笑)

僕は当時格闘技を習っていたので、テイクダウンからバックチョークの形に入って相手の怒りが収まるの待とうと思ったら、すぐ警察がきたので、喫茶店に入って話し合いで解決しました。

マサボー
マサボー

痛かったなー

スカウト現場で見張ってることもある

出勤する女性が多くなる18時~20時はゴールデンタイムです。

スカウトマンの人数も増えます。この時間帯はお店の人が見張ってることもあります。

自分のお店のキャストがスカウトマンに引っかかっていないかを確認する為です。

見張っている店舗の女性に声をかけると、「うちのお店の子だから」と間に入ってくることが多いのですが、たまに何も言うことなくライダーキックをかましてくる元気の良いスタッフさんもいました。

僕は10人くらいの強面の人に囲まれたことがあります(笑)



トラブル④他のスカウトマンの悪口

スカウトをしていると、他のスカウトマンと女性が被ることがあります。

営業トークをしている中で「〇〇っていうスカウトからも話しがきてて」みたいなことはよくあります。

相手のスカウトマンが本当にヤバい奴ならその事実を伝えることは悪いことではありませんが、たまに嘘の潰しをしてくることもあります。

それが他のスカウトマンの耳に入ればトラブルに発展することもあります。

これくらいの話しだと滅多に大きなトラブルになることはありませんが、一度大阪のひっかけ橋から落とされたスカウトマンを見たことがあります(笑)

話しを聞けば、他のスカウトマンのあることないことを言いふらしていたという、しょーもない理由でした。

トラブル⑤スカウトマンの移籍

スカウトマンをしていると、「今の会社より良い条件のスカウトバックをあげるからうちにおいでよ」という声がかかることがあります。

それ以外にも「今の会社にいたまま、黙ってうちにも紹介してよ」という会社にとって不利益な話しを持ち掛けるヤツもいます。

このようなことがバレると当然トラブルになります。基本的には殴られます(笑)

トラブル⑥ヤクザの縄張り

大阪でスカウトをしているときはミナミでやっていたのですが、よくヤクザが見回りをしていました。

僕は直接ヤクザと関わりはなかったのですが、そのヤクザにお金を払っていたスカウトグループの人と仲が良かったので、そこのグループの人という風に思ってもらえてたみたいで、見回りしているヤクザとトラブルになったことはありません。

が、そのヤクザも知らないスカウトマンを見れば本領発揮をしていました。

そのヤクザ達は知らない顔のスカウトマンを見れば、まず「どこのスカウト?」と声をかけます。

そこで「〇〇です」と答え、それがケツモチ代をもらっている組織なら「そうか。頑張れよ」みたいな感じで終わるのですが、自分達に関係ないスカウトがいたらヤクザをしてきます。

当時は、よく走って追いかけられる人がいたり殴られているスカウトらしき人がいました。

おじさんが若者を走って追いかける様子は今考えればカオスですね。

出張先でのヤクザとのトラブル

スカウトには出張依頼がたまにきます。

仲の良いお店のグループ店が地方に出店するときに、オープンまでの間、現地で女性を集めてほしいというお願いをされるときがあります。

僕も何度か出張をしたことがあり、基本的にはオープンをするお店側がトラブルを対応してくれるのですが、ある地方でスカウトしているときに普通に拉致されたことがあります。

もちろん依頼をしたお店が対応をしてくれましたが、いきなり車を付けられ後部座席に乗せられたときには震えあがりました。



トラブル⑦薬物関係

僕がスカウトしていた時ってスカウト組織はヤクザとの距離がかなり近いイメージでした。

スカウトっていうのは基本的には知り合いがどんどん増えてきます。

そこに目を付けたヤクザが薬物をスカウトに流し、そのスカウトが知り合いに売っていくというケースも多かったです。

ただスカウトは知り合いが増えるといっても、その関係性はかなり薄いです。売った人が捕まればすぐチンコロされます。

薬物関係で捕まる人は多かったです。

基本的にスカウトのトラブルはスカウトが悪い

ここまでの内容でわかったと思いますが、スカウトマンのトラブルって基本的にはスカウト側に原因があります(笑)

彼氏といる時に声をかけるであったり、他のお店から引き抜き行為をするであったり、他の会社と揉めたり、時には薬物を流したり自分が薬物に溺れたり。

僕がスカウトをしていた時はこれらが最も多いトラブルでした。

今のスカウト事情はわかりませんが、おそらく大して変わっていないと思います。

今回のまとめ

今回は僕がスカウト時代に体験したり実際に見たトラブル関係をお伝えしました。

スカウトはどうしてもアングラな商売なので、正直トラブルは多いと思います。

数年前にスカウトを題材にしたコミックで新宿スワンが流行り、綾野剛主演で映画にまでなりましたが、新宿スワンの作者も元スカウトマンなので中々リアルに描かれていると思います。

昔みたいに自由にスカウトも出来ないので、どんどん人も減っているとも聞きます。

ネットでは詐欺みたいスカウトも増えてきており、スカウトの質も年々悪くなってきているのでスカウトを利用する女性は慎重になりましょう。

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