海外で起きた未解決の事件3選の闇に迫る!真実はどこにあるのか?

闇事件

蚊にさされやすい人は足がクサイ。
はい、マサボーです。

以前、日本で起きた不可解な事件に関する記事を書きましたが、それが中々の反響で「不可解事件の海外版も書いて」という声がありました。

色々調べながら書くので途中胸くそが悪くなりながらも、世界の不可解な事件や未解決事件をまとめてみました。

色々闇が深そうな事件から気味が悪い事件があります。

ジョンベネ殺害事件

まずはジョンベネちゃん殺害事件です。この事件はテレビなどでも取り上げられることが多いので、知っている人もいるかと思います。

では事件の詳細を見てみましょう。

脅迫状が自宅の中に置いてあった

1996年のクリスマスの翌朝に6歳の少女が遺体で発見されるという事件がおこりました。この少女がジョンベネちゃんです。

ジョンベネちゃん一家はクリスマスの25日は近くに住む友人宅で過ごしていました。

当日の午後10時になる前には自宅へ帰っております。その時ジョンベネちゃんは車内で寝ていたので父のジョンがジョンベネちゃんをベットまで運びました。

翌26日に事件が発覚します。

母のパッツィーが朝食の準備の為にキッチンに向かいますが、その途中の階段にメモが置いてあることに気付きます。

それは父のジョンに書かれた脅迫状で、11万8000ドルと引き換えにジョンベネちゃんを返すという内容でした。それ以外には警察に通報したら殺す、午前8時~10時に電話するという内容が書いてありました。

ちなみに、要求してきた11万8000ドルという金額は、父のジョンがクリスマスに貰ったボーナスの金額と一緒でした。


自宅の地下室で遺体が発見される

母はすぐに警察に連絡をしました。それと同時にクリスマスを一緒に楽しんだ友人にも相談して家に来てもらいました。

その後、警察とFBIも自宅に到着します。

まずは犯人が電話してくると脅迫文に書いてあったので、その電話を盗聴しようとしましたが、犯人から電話がかかってくることはありませんでした。

父のジョンと友人は自宅を探すことにします。

午後1時すぐに地下室で冷たくなっているジョンベネちゃんが見つかります。

ジョンベネちゃんはブランケット覆われおり、口にはガムテープ、首にはナイロンの紐が巻き付いた状態でした。

検死の結果は死因は、殴打による頭蓋骨損傷と絞殺でした。そして手のひらにはピンクで書かれたハートマーク。

またジョンベネちゃんの下着には性的暴行がされた跡も残っていました。


家族が犯人説?

まず警察は家族に疑いの目を向けました。

理由は誘拐事件で家で見つかるのは珍しいこと、何者かが侵入してきた痕跡がないことから、家の中にいた人が犯人ではないのか?という仮説を警察がたてます。

そして家族一人一人に殺害してしまうほどの理由があるのかを調べていきます。

母親の怪しい点

母親のパッツィーはジョンベネちゃんのオネショに頭を悩ましていました。

オネショをジョンベネちゃんに怒りを覚えてしまい、意図せず殺害をしてしまった。自分の犯行を隠す為に誘拐事件を装ったというのが警察の憶測です。

また脅迫文に使われていた紙とペンは母親が持っていた物ということもわかっていますし、ジョンベネちゃんの首を絞めた紐も母親の絵筆についていました。

これらを理由に母親犯人説も出てきました。

父親の怪しい点

ジョンベネちゃんに性的暴行の傷跡があったことがわかっていますが、これは犯行時だけじゃなく、日常的に性的被害にあっていたという結果で出ています。

性的暴行時に抵抗をされ殺してしまったという仮説を警察がたてます。

兄の怪しい点

ジョンベネちゃんには3歳年上の兄がいました。当時ジョンベネちゃんが6歳だったので、事件当時の兄は9歳です。

当時の警察の憶測は、夜中に目を覚ましたジョンベネちゃんが兄のパイナップルを食べてそこから兄弟喧嘩になり頭を殴り絞め殺した。という憶測です。

死亡解剖ではジョンベネちゃんの胃袋から未消化のパイナップルらしきフルーツが見つかったことから、家に帰ってからパイナップルを口にしてることが考えられています。

またジョンベネちゃんは美少女コンテストで優勝するほどの可愛さで、母親は美少女コンテストに相当力を入れており、ジョンベネちゃん優勝の為に一生懸命でした。

それに対して嫉妬心や疎外感を覚えてしまったという予測もされています。

兄弟の喧嘩の末に妹を殺めてしまった、息子を犯人にさせたく親が誘拐事件と装った。という見方も警察は視野に入れていました。



家族の者でないDNA

疑いの目を向けられていた家族ですが、ジョンベネちゃんの身体についていた体液や下着に付着していた犯人の物と思われるDNAが家族のDNAと不一致でした。

DNAの不一致がわかったのが2008年ですが、母親は2006年に癌で他界していたので、嫌疑が晴れたことを生きているうちに証明は出来ませんでした。

元教師を逮捕

2006年に警察は児童ポルノ所持の容疑で元教師の男を逮捕します。

取り調べ中に本人がジョンベネちゃん殺害は自分だと自供したのですが、DNAが一致しないことと、証言に信ぴょう性がないことから、ジョンベネちゃん殺害には関与していないと判断します。

新たな容疑者ゲイリー・オリヴァ

小児性愛者のゲイリーは2016年児童ポルノ所持罪の罪で起訴されて2020年には仮釈放されている模様です。

ゲイリーは1996年12月26日の深夜に友人に電話をかけます。

内容は「小さな少女を傷つけてしまった」と泣きながら話していたそうです。友人は詳しく話しを聞こうと思いましたが、ゲイリーは「ボールダーにいる」としか答えなかったみたいです。

ボールダーというのはジョンベネちゃんの自宅がある地域です。そして、同年12月27日の新聞でボールダーで6歳の少女が殺されたという見出しが発表されました。

この見出しをみた友人はすぐにボールダーの警察に電話をして、ゲイリーのことを話しました。警察から折り返し連絡をすると言われたみたいですが、その後警察からの折り返しはなかったと言っています。

その後2000年になりやっとゲイリーが容疑者として浮上します。

別の容疑で逮捕されていたゲイリーの取り調べを進めていたら、ジョンベネちゃんの写真、ジョンベネちゃんへの自作の詩、スタンガンが発見される。

警察は当初からジョンベネちゃん殺害の過程でスタンガンを使っていると推論していました。

ただ、ここでもDNAが一致しないという理由と、脅迫文の字がゲイリーと一致しないのでゲイリーは容疑者から外れてしまいます。

ゲイリーは刑務所にいるときに友人に対して手紙で「彼女を殺した。大勢の子供達にしてしまった性的虐待同様、ジョンベネ殺人も俺は認めた」と本人は語っているみたいです。

友人はその手紙も警察に送っているようです。

そして逮捕時ゲイリーの携帯には約350枚ものジョンベネちゃんの写真があったみたいです。



ゲイリーが友人宛に送った手紙の一部

友人は長い期間に渡りゲイリーと手紙でやりとりしています。その中でジョンベネちゃんに関する内容の一部を抜粋します。

「ジョンベネを愛するように誰かを愛したことはなかった。しかし彼女をうっかり放したため頭が真っ二つに割れてしまった。僕は彼女が死ぬのを見届けた。」

「ジョンベネは完全に俺を変えた。俺の中の悪を完全に取り除いてくれた。彼女の愛らしい顔、輝く肌、まるで女神のような完璧な身体を見ただけで他の子供達を殺したのは間違いだと気付いた。だけど、事故で彼女を死なせてしまった。あれは俺のせいだ。」

このような手紙を送っています。

もちろん内容を見たら気持ち悪く犯人濃厚ですが、上記でも伝えたように、DNAの不一致、字の違いから犯人と断定するには至っていません。

現場からはゲイリーの指紋なども出てきていないので、何とも言えないのでしょうね。

犯人は今だ捕まらず

ゲイリーが嘘なら誰かをかばっているのか?

はたまた共犯者がいるのか?

家族が完全犯罪を作ったのか?

ジョンベネちゃん一家のメイドさんや身近の人間がお金目的でやってしまったのか?

数多くの推測はされていますが、まだ真実はわかっていません。

もし家族が犯人じゃなかったら、娘が殺されている中で自分達が容疑者になっているのは本当に辛いですよね。

金正男暗殺事件

2017年2月、北朝鮮の最高指揮官、金正恩の異母兄であり金正男が暗殺されるという事件がありました。

これは不可解な事件というよりかは、映画みたいな話しが現実になったような事件です。

空港で顔に毒を塗られる

金正男がマレーシアの空港で女性から顔に毒を塗られるという出来事が起こりました。

その後体調を崩し、医務室に行きましたが体調は悪化する一方。血を吐き激しく痙攣したといいます。

近くの病院に運ばれるも既に脈はなかったみたいです。

金正男が死亡した原因は毒を塗られたことによる中毒症状で亡くなりました。

女性2名の逮捕

この事件でインドネシア人とベトナム人の女性がw殺人の容疑で逮捕されています。

しかしこの二人に金正男を殺害する動機がありませんでした。

スカウトに番組出演を持ち掛けられた

彼女達はスカウトによって「ドッキリ番組に出ないか?」「日本のテレビ番組に出演しない?」と言われ犯行を行うことになります。

彼女たちに面識はなく、打ち合わせも全く別で行われており、当日に別の女優もいることを伝えられています。

片方の女性の証言は、この事件の前にも同じようなドッキリの撮影をしてきたと言ってます。(いきなり顔にオイルを塗るというドッキリ)

実行当日の最後の打ち合わせではスカウトから「今回が最後の撮影になるかも」「良い演技をしてくれたら次に繋がる」と伝えれたみたいです。

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ドッキリのターゲット

打ち合わせの時に今回のターゲットは「我々の撮影会社のナンバー2で大柄な男」ということと「ナンバー2は怒りっぽい性格だから、イタズラが終わればすぐに空港を離れること」と伝えられます。

本人たちは金正男とは全く知らなかったみたいです。

そして金正男が空港に現れると、「あの男だ」とターゲット確認をして後に「手を出して」と言われ手にいつものオイルをかけられます。

イタズラ遂行後は解散

オイルの両手になじませながら男性の背後に回り込みます。その後、男性の目からアゴにかけてオイルを塗りつけました。

その同時に男性の後ろから手を伸ばしている女性の姿が見えました。この女性が打ち合わせの時に聞いてもう一人の女優というのはすぐ察しがついたようです。

男性(金正男)が「お前は誰だ!?」と怒っており、女性は「ごめんなさい」と言いその場を離れました。

トイレに行き手を洗って、用意をしてもらってたタクシーを使い帰宅します。

帰宅中に具合が悪くなる

帰宅中のタクシーの中で急に体調が悪くなり、目まいなどしてきた為タクシーを路肩に停めてもらい、嘔吐するということがありました。

ただ女性は普段から胃が弱く、嘔吐することもある為か特に気にすることもなかったみたいです。

実際は毒を使用していたので毒のせいかもしれません。

人が死ぬほどの毒を素手で触っても問題ないのでしょうか?

猛毒VXを鑑定した医師は「手の皮膚や脂肪は厚いため、付着後15分以内に洗えば中毒症状はでにくい」という見解を示していました。

運がよかったのか、はたまた計画通りなのか。。。。。


事件後まもなく逮捕

事件後に女性の彼氏がまず警察に逮捕されました。

監視カメラの映像で当日彼女は彼氏に空港まで送ってもらっていました。車のナンバープレートで彼氏が特定され逮捕に至りましたが、当然彼氏は何も知らないです。

彼氏が彼女を居場所を聞き、警察が彼女の元へ向かい彼女を逮捕しました。

その時の様子は逃げるそぶりもなくどういった状況かつかめていない様子だったと言います。


謎の指示者は北朝鮮人

殺人の容疑で逮捕された女性2名。取り調べを進めていくうちに女性達に声をかけて番組の出演依頼をしていた男性が北朝鮮の工作員ということが判明しました。

実行役に対する指示役の役割がこの2名の男性です

更にその2名をまとめる役がいたとされています。監視カメラには近くの席から見守るような男性も映っており、実行後に指示役の2人と合流している姿もとらえていました。

この3名は事件後にすぐマレーシアを出国していました。

更にこの3名+新たに1名を国際指名手配をしましたが、4名は既に北朝鮮に戻っているので逮捕は難しいと思います。もう真相は闇の中ですね。

金正男はなぜ狙われた?

金正男は金正日の長男で現在の北朝鮮最高指揮官である金正恩の腹違いのお兄さんです。

北朝鮮では勝ち組の家計ですが、そんな金正男の命がなぜ北朝鮮の工作員に狙われたのでしょうか?

狙われた理由は様々な憶測があり真相はわかりませんが、なんせ北朝鮮なので金正男の存在が良くないと思っての行動かと思います。邪魔者は消しちゃえ的な。

金正男も自分の命が狙われていた事を知っていた?

殺されてしまった金正男も自分の命が狙われていた事に気付いていた説があります。

しかも殺される方法までわかっていたかもしれません。

というのも、殺された金正男のカバンの中には死亡の原因になった猛毒VXの抗体薬があったとされています。

なので、金正男は自分が殺される情報、殺害方法を知っていた可能性があるんです。

もしわかっていたら日々警戒していたことでしょう。そこであえて空港という場所での犯行になったのかもしれません。

マサボー
マサボー

なんか映画の話しみたいで怖いわ!

ディアトロフ峠事件

1959年2月に9人の登山者が変死をしたという事件がロシアで起きました。

この事件はディアトロフ峠事件と言われていますが、このディアトロフとは変死した9人のリーダーの名前です。

謎の変死

同じ大学の9名と指導者1名の計10名は登山の為にウラル山脈に入りました。

途中1名が体調不良で下山しており、後に見つかった日記では1月23日から登山が始まり2月1日にテントを張ったというところで日記が終わっていたみたいです。

そこから数週間後に針葉樹の近くで1体の遺体が見つかります。更に数か月たち、雪が解けていくにつれ遺体がどんどん見つかります。

テントも見つかりましたが、中から切り裂いた後があり、ほとんどの遺体がテントから1キロほど下ったところで見つかっています。

9体の遺体すべてが山の斜面で見つかっており、服を着ていない遺体や、目玉がない遺体、舌がない遺体や骨折がひどい遺体まであったみたいです。

また1名のみ身体から高レベルの放射能も検出されています。

雪崩?事件?専門家の中でも意見が割れる

もちろん極寒の山なので雪崩が原因かもという推測もありましたが、当時は雪崩が起こるような雪は降っていなかったとされています。

当初、死亡原因が全くわからずイエティなどの未確認生物に襲われた説まで真剣に出てきました。

その他にも、秘密の兵器実験に失敗して被害を受けた、何らかの心理的な力に操られ殺し合いをしたなどの色んな仮説があげられました。

現在は雪崩説が有力だが不可解な点も沢山ある

色んな専門家が色々調べて、当時は雪こそ降っていないが強風が吹いており、その風が雪崩をおこし雪にのまれた可能性が高いとされています。

しかし遺体の変死を説明できなければいけない。

雪崩が起こったとしてもその後に何があったのか?

なぜ裸の遺体が?目玉がなかったり舌がない遺体はなぜ?ひどい骨折の原因は?なぜ一人だけ放射能が検出される?

雪崩だけでは片づけることが出来ないことが沢山あります。

全員が死亡しているので真相は闇の中です。

今回のまとめ

世界で起きた不可解な事件はいかがでした?

まだまだ世の中には過去~現在までに不可解な事件は沢山あります。

また不気味な事件などあれば記事にして皆さんに共有したいと思います。

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